ビリヤーニの深い世界
スパイス、ハーブ、そして「時間」が織りなす究極の肉ご飯。
ビリヤーニ(Biryani)とは、適切なタイミングで、適切なスパイス及びハーブと共に調理された「ご飯と肉」の傑作です。
チキンやマトン(ヤギ肉)が主流ですが、野菜のみ、エビ、ビーフなどバリエーションは豊富。使う肉や野菜によってスパイスの配合や炒めるタイミングが異なり、その作り方によってインド各地に多種多様なビリヤーニが存在します。
美味しさを決める「2つのお米」
シラガサンバーライス
細くて短いお米。お肉やハーブ、スパイスの強烈な香りがお米の中によく染み込み、混ざり合うのが最大の特徴です。タミル州(特に南部)では、ビリヤーニといえばこちらがメジャーです。
バスマティライス
細くて長いお米。スパイスの香りよりも「お米そのものの芳醇な香り」が強く主張します。ハイダラーバーディー・ビリヤーニなどを作る際に使われる、世界的に有名な高級米です。
名物ビリヤーニの種類
ディンディグル・ビリヤーニ
タミル南部で愛される味。肉をヨーグルトでマリネせず、ホールスパイスと赤・緑両方の唐辛子をミックスして強烈な風味を生み出します。
アーンブール・ビリヤーニ
ギリシャヨーグルト系の濃厚なヨーグルトでお肉をしっかりマリネしてから調理するのが特徴。肉の柔らかさと酸味が絶妙です。
ハイダラバーディ・ビリヤーニ
タミル北部やインド全土で有名な王道スタイル。バスマティライスの華やかな香りを最大限に活かした、パラパラで香り高い一品です。
シーフード・ビリヤーニ(エビ)
チキンやマトンだけでなく、沿岸部ではエビなどのシーフードを使ったビリヤーニも絶品です。生姜とにんにくの比率がシーフードの旨味を引き立てます。

